2011年3月29日火曜日

STAND WITH JAPAN CONCERT IS TODAY!!!!

いよいよ、今晩 STAND WITH JAPAN チャリテイーコンサート本番となりました!


ニューヨークから、日本にいるみなさん、被災者のみなさんに音楽を通して、少しでも元気を送ることができればと。


いらっしゃれないみなさんの為に、プログラムだけでもお伝えしておきます。


コンサートの様子は、後日ブログで報告します、楽しみにしていてね。


NYのみんなが、このコンサートで1つになれるように。。。。。。。


STAND WITH JAPAN

Concert for Japan Earthquake and Tsunami Victims


National Anthem U.S. & JAPAN

New York Taiko Aikokai

Enjin Daiko

Save the children, Jason Chmura


~ Performance I ~

The Lark -Glinka Balakirer

Jasper Heymann, Piano


Love For Life/I close my eye - Erika Matsuo

Erika Matsuo, Vocal

Carlton Holmes, Piano


Gavotte en Rondeau From Partita No. 3 in E Major

Adera Pena, Violin


Nocturne in F major Op.15 No.1 -Frederic Chopin

Threnody (for all of the innocent victims) Carl Vine

Sayaka Tanikawa, Piano


Turandot, Nessun dorma - Giacomo Puccini

Ernest Revell, Tenor

Elena Smirnova, Piano


Liebesleid -Sergei Rachmaninoff

Elena Smirnova, Piano


Biwako - Taro Oguchi, Taeko

Taeko, Jazz Vocal

Miki Hayama, Piano


Improvisation

Marianna Rosett (Piano)


I Do What I Can – Beth Blat and Yasuhiko Fukuoka

Stand With Japan original song

Kiyotaka Kurihara & Akiko Nishimura, Vocal

Yasuhiko Fukuoka, Piano


~ Performance II ~


Inner Space – Kurosawa Yumi

Kurosawa Yumi, Koto


This little light of mine - Harry Dixon Loes

Selina Miyazaki, Vocal

Mitchell Vines, Piano


Requiem Op. 66 for 3 cellos and piano – David Popper

Steve Beck, piano
Alex Greenbaum, cello
Eric Jacobsen, cello
Ali Jones, cello

Requiem/ANPO Theme/Abysum hope – Vortex

Vortex:

Shoko Nagai, Accordion

Satoshi Takeishi, Guitar


Nocturne No.13 in C minor, Op. 48 No.1 - Frederic Chopin

Gohei Nishikawa, Piano


Madam Butterfly - Giacomo Puccini

Asako Tamura, Soprano

Gohei Nishikawa, Piano


Island of Hope - Mark M. Jones

Rise up - James McGraham

Volunteer of the Men's Glee Club of New York: Tsutomu Nagatani,Yoshihiro Oshimizu,Hisayoshi Shimizu,Harry Nishitani ,Toru Kimura,Mike Shirota,Jimmy Nakaoka,Kazuo Ashimura,Ryuji Yamauchi, Genji Tachikawa


Guarda a Nossa Terra - Paulo Coelho

Amazing Grace - John Newton

Paulo Coelho, Guitar

Isabel Castellvi, Piano


SPECIAL GUEST:

Davell Crawford, Jazz Piano and Vocal


Furusato - Japanese Traditional Song

~Sing and Pray ALL together~

Marianna Rosett (Piano)

Nozomi Terao (Piano)



2011年3月26日土曜日

Stand with Japan - Canvas for Japan


ミステリオのサマーキャンプや10周年グッズデザインをしてくださっているデザイナーのRIEさんから、ステキなお知らせ!

皆んなでメッセージを描きに行こう! 

以下はRIEさんからのメッセージです:

'Canvas for Japan'の活動を始めました。

毎日ニュースや情報をみて、胸を痛めてらっしゃる方が多いと思います。そんな中、大好きな日本のため、友人のために、何かしたい!とみんながひとつになってがんばっていることに、たくさんの感動と学びをいただいてます。

そして、友人と一緒に、被災者の方が少しでも元気になっていただきたい、と願いを込めて、ニューヨークの道行く人に、キャンバスの上にメッセージを書いてもらい、それを日本に届けよう、という活動を始めました。

今回の震災で被災され胸を痛めている全ての方に、「ひとりじゃないよ」「あなたのこと、思っているよ」「一緒にがんばろう!」というメッセージを伝えたい。

そんな思いからこの活動を始めました。世界の人種が集まるここNYで、道行く人にキャンバスの上にメッセージを書いてもらい、書いてもらった人の写真も集めていきます。

それらを、被災者の方に送ります。

みんなのハートが、早く元気になりますように。心からの祈りをこめて、毎日たくさんの人のメッセージを集めていきます。

どうかみなさまも足をお運びいただき、メッセージをたくしてください。

お友達にもお知らせいただけると、とてもうれしいです。

またメッセージが書かれたキャンバスは、多くの被災者の方に見ていただける避難所や仮説住宅、病院などに送付したいと思っています。

すぐにキャンバスを送ってほしい、とおっしゃる方がいたら優先的に送りします。何か情報をお持ちの方がいたら、是非お知らせください。

活動場所:
Columbus Circle, under the big globe (broadway & 59th street, entrance of subway)
Monday through Friday (non rainy day), 12:40pm to 1:40pm (1hr)

どうぞよろしくお願いします。

Rie Nishimura
canvasforjapan@gmail.com

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'
Canvas for Japan'

http://www.relaying.org/canvas/index.html

We are thinking of you.
We are always with you.
Where & When:
Columbus Circle, under the big globe (broadway & 59th street, entrance of subway)
Monday through Friday (non rainy day), 12:40pm to 1:40pm (1hr)
*We might have this on weekend too. We will inform it on the Website & Facebook.



被災者に私達ができること- Stand With Japan

すごいです、これは。

ミステリオのチャリテイーコンサートで、ケーキのドネーションをしてくださったパワフルレーデイー料理研究家の山田玲子先生から紹介をうけたとっておきな情報!

題して『一刻も早く、被災地にパンの缶詰を送ろう』

ニュービジネスカウンセルという信頼のおけるところが取りまとめています。

このアイデアは、ほんとにすばらしい。ここを通して、毎日たくさんのパンの缶詰が被災地に送られています。

興味のある方はこちらをクリック

そして、3月29日のNYでのチャリテイーコンサートSTAND WITH JAPAN まであと4日

ジャーーーーーーン!!!!!

その内容が、なんとっ、NY在住コラムニスト黒部エリぞうさんの人気ブログに掲載してくださったのです。読んでみて〜〜〜〜ここをクリック。


2011年3月24日木曜日

Stand with Japan


尊敬する友人からのメールを受取りました。彼は元某テレビ局ニューヨークの社長さん。
今は日本に帰国され、いろいろな情報をこまめに、彼の想いと一緒に送ってくださいます。
そのたびに、離れていても繋がってるという感じがします。

日本を一緒に建てなしたい、と心から思います。

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死者不明は2万2000人を超えました。

避難所に収容されている被災民は30万人です。

そのひとりひとりに人生があるのです。

ひとりひとりに大震災に遭遇した瞬間があり、家族、親族、友人、知人がいるのです。単純な数値では表せない被災状況です。不明者は最終的に何人になるのか。

瓦礫の中で祖父母を、夫を、妻を、そして子供を探し求める人々。連日、テレビの前で、目頭を熱くしています。
「9・11」に驚いたように、いま世界中の人々がニッポンの「3・11」にショックを受けていると思います。
昨日は義母の遺品、大量の紙オムツを新宿都庁に運び救援物資として被災地に送ってもらいました。

受付カウンターに生後間もない赤ちゃんを抱えた若い夫婦が並んでいました。おそらく買い置きの紙オムツなのでしょう。1パックだけのささやかな救援物資。しかし、そんな皆の熱い思いが今、東北被災地に向けられています。
「3・11」の前には「携帯カンニング事件」や「献金問題で外相辞任」といった出来事が続いていました。
入試でカンニングした19歳の受験生を警察が逮捕するか?

焼肉屋のおばちゃんの年5万円のカンパで外相が辞任するか?

メディアも異論、反論なく、皆でバッシングする軽薄な風潮。

そんな情けない状況も「3・11」でぶっ飛びました。もう遠い過去のように感じます。
この間の政府、東電の対応は酷いものがあります。さらにプロ野球セリーグ。なお月内の開幕に拘っています。
首都圏東京では計画停電、電車運休、遅延で朝夕のラッシュの混乱に拍車をかけています。電車運休を決めたJR東の駅は朝からシャッターを降ろし、通勤客をシャットアウトしたことがありました。構内立ち入り禁止にしたのです。寒い朝というのに。

一方、コンビニのパンや電池はあっというまに売れきれ。電池はまだ入荷されません。ガソリン不足でスタンドには長蛇の車。売り惜しみ、買占めしている奴がいるのでしょう。さらに、人災といってもいい原発事故と放射能汚染の恐怖。酷い話が次々に僕らを取り巻く。
しかし、一部で車上荒らしや義援箱を盗もうとしたバカはいても大規模な略奪や暴動は起きていません。
「東北の被災者に比べれば、まだマシ。我慢しなくちゃ」と耐えているのです。

無能な政治家や権力者に腹をたてながら、現場の人々は頑張っているのです。

福島原発に投入された自衛隊員や消防職員は死を覚悟しながら、格闘しています。

こうした被災現場への思い。いまニッポンには「連帯の気持ち」が芽生えています。
思えば経済大国、技術大国に酔いしれ、拝金主義に陥っていたニッポンです。
忘れていた他人への「想像力」が蘇ったといっていいでしょう。
僕らはきっと東北の被災した人々とともに旧体制を一掃し、新しいニッポンを築き上げるでしょう。
被災地はリアス式海岸で、風光明媚な漁港が点在していました。

僕らは5年いや10年、20年かかってもかつての景色を取り戻すでしょう。
ニッポンは必ず復活します。この想像力がある限り、僕はそう確信する。

2011年3月23日水曜日

Stand with Japan - From Momoko

ミステリオでも、今まで参加してくださった多くの方の中には、被災地近くに住んでいるお友達やその家族もいることがわかり、必死でそのみなさんと連絡をとるべく今日まできました。

そして、こうして日がたつにつれ、すこしづつ、”元気、大丈夫”というメールをいただき、胸をなでおろしている毎日です。

その中で、とってもとっても心配していたMOMOKOさんからメールが届きました! 朝から200人分の食事を作っているMOMOKOさん、どんなに遠くにいても応援しようね、みんなで。

そして一番すぐにみんなができること、”笑顔=SMILE”でいようね。

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連絡ありがとうございました。

家族共々、元気で生活しています。

「やっと」なのか、「もう」なのか、わかりませんが津波がきて一週間すぎました。現在、岩手県山田町織笠小学校を避難所として生活をしています。こんな形で母校に来るとは思いませんでした。

私はといえば毎朝6時に起きて約200人分の食事をつくり家に行き残害を集め夜になれば9時には寝る生活を繰り返しています。

3日前に電気と電波が復活しやっと落ち着いてきたかなと思います

しかし、まだ余震があり不安な毎日を過ごしています。

地震が来た日、私は仕事をしていました。足が震えて地面からの振動に恐怖を感じました。

一度自宅に戻ろうと思いましたが直接避難所である小学校へ。

この間、約20分。そして小学校から見下ろす形で津波を見ていました。

3メートルある防波堤を軽々しく越え、ゴゴゴと茶色く濁った水が次々と家を壊し煙を上げながら小学校へと向かってきました。

目の前で人が流され、家が壊れ、すべておもちゃの様にも見えました。私の
大好きな町が壊され自然と涙が流れてきました。

父と兄は仕事で漁に出てるので大丈夫だと確信しましたが一番の不安は避難者の中に母と妹がいないことでした。

目に見える家族はじぃちゃんだけという現状に心臓が爆発しそうになりました。

走りまわって探したけれどどこにもいませんでした。そして見つかったのは壊れて2階だけになった家のなかでした。

壊れた窓から手を振る妹と母。

第3波が来た瞬間、家は屋根だけになり終わったと思いました。

しかし、奇跡的に無事だったのです。それだけで涙が溢れ出しました。

第4波が来る前に屋根に上がるよう指示をしました。

母は天井を壊し、屋根裏の天窓から妹と一緒に屋根に上がってきました。

追い討ちをかけるように夜がきて雪が降り始めました。

いままでに一番長い夜でした。夜になっても津波は来る。そのたびに車から降り二人をライトで照らしました。

一睡もできずに朝になり、近所のガソリンスタンドのお兄ちゃんが二人を助けてくれました。

一生分泣いたと思います。家族の大事さを改めて感じました。

うまく言葉で表せませんが、いつもじゃなくていいので、時々被災者の事を応援してもらえると嬉しいです。私たちも元気が出ます。

こんな時だからこそ笑顔でいないといけないんだと思います。

2011年3月22日火曜日

Stand with Japan Part 2



久しぶりに青空の美しい週末。春はもうすぐ?と思うほど、気持ちが明るくなりました。

土曜日は、久しぶりに We Run To Eatでゆっくりランニング、いつもメンバー、プラス1人新しいメンバーが参加してくれました。

日曜には、みんなで走って日本を助けよう= Run For Japanを計画した日本人ランナーのリーダーシップのもと、なんとセントラルパークに集まったランナーは300人強。集まった募金の金額は$10,000 強。

他にも今週末は、いろいろなところで街頭での募金活動がされていたようです。

ファッション業界も動き出しましたよ! デザイナー・ラフルローレン氏がTHE JAPAN HOPE POLO SHIRTの発売開始。売り上げの100%が寄付となるそうです。

じゃ〜〜〜ん、ニューヨークの私達も動き始めましたよ! 
3月29日、夜8時から、チャリテイーコンサートを開催します。題して、Stand with Japan

16名のすばらしいアーチストたちが勢揃い。その中には、オペラ歌手の田村麻子さん、ピアニストの西川悟平さんなどミステリオおなじみの顔ぶれも! クラシック、ジャズ、ポップスなどのバラエテイーのとんだ演奏をたっぷりエンジョイいただけるはず。

コンサートの詳細は、こちらをクリック


STAND WITH JAPAN! 日本と一緒に立ち上がろう、日本のために立ち上がろう。

Date: March 29 (Tue)
Time: 8:00-10:30 pm
Place: First Church of Christ, Scientist
Tickets: $20 (students/under 18 years old)
$40 (Adults)
Contact: Info@happydoll.org

集まったドネーションは100%、日本の子どもたちのために送りたいとSave the Childrenに寄付されます。

コンサートの会場は、ニューヨークの中でも最も歴史のあるそれは美しい、建築的にとても有名な教会です。

写真は、この前SENA&YUHEIがNYに来てくれたときのものです、久しぶりに会えてうれしかったよ。








2011年3月19日土曜日

GANBARE JAPAN!!!!!

昨日、オフィス近くの地下鉄駅近くで、日本人らしき親子と遭遇。

よく見ると、お母さんのシャツには ”HELP JAPAN”、かわいい男の子のシャツには ”ガンバレ東北” って書いてある。

これ、もしかしてNYママとキッズの日本支援募金運動に行くのかもと、思わずかけよりお話ししてみると、やっぱりそうでした!

男の子は3才、お母さんの手をしっかり握りしめ、お母さんの赤のバッグの中には、かわいい募金箱が入っていました。

がんばれニッポン!!!!

そして今日、そのイベントのことがいろいろなところに紹介されていました。
場所はユニオンスクエアー。参加したお友達の話しによると、そこら中が日の丸一色。
これを企画したある日本人のお母様は、こんな反響になるなんて想像以上だったとびっくり仰天。予想していた数の5倍以上の人たちで、それはパワフルなイベントになったとのこと。

そして集まった募金も$10,000 (100万円以上)だというからびっくりではありませんか!!!!

中にはクッキーを焼いてきたお母さん、おりがみを作ってきたお母さんなどなど、みんながそれぞれのアイデアを青空の下で楽しく行ったこのイベントは大成功。

すごい、すごい、これってすごい。Make A Difference そのものだ。

よーし、私たちも考えるぞっ、日本のみんなのために。




2011年3月18日金曜日

Graduation Speech

高校三年生の卒業式ができなかった立教新座中学・高等学校、渡辺憲司校長先生のスピーチです:

三年間の諸君らの努力が実を結び、卒業の時を迎えたことに、本校教職員を代表して心より祝福を述べたいと思います。

又、諸君たちを見守り、支えてくれた多くの人、ことにその成長を心待ちにし、本校の教育に一方ならぬご理解をいただき、深い愛情で見守っていただいた保護者の皆さんに、心よりの敬意と感謝を述べたいと思います。

諸君らは、これで義務教育を終え、新たな生活に入ることになります。国民の義務として行わなければならない行動としての教育状況からは、大きく変化するわけです。高校に行くことは君らの選択権によって決まったことなのです。保護者の強いサポートがあったにせよ、君らの責任によって高校進学を決定したのだと云う事を忘れないでください。

責任に裏打ちされた行動が求められるのです。自己責任の重さは今までとは比べようがないものです。中学を卒業したということは、責任ある存在として社会から認知されたということです。

今、日本はかってなかった、未曽有の天災の悲劇を迎えています。この悲劇を迎える諸君たちの立場も、中学時代の君たちと、今卒業してからの君達とは大きく変わったものです。社会に支えられた被保護者としての自己から、社会を支える一員として認知された存在と変わったのです。社会の一員として今この惨状を直視しなければなりません。

旅立ち、十五歳の春。君たちは、自らの手で始めてほんの少しその扉を開けたのです。いつもの年であるならば、その扉の向こうに見えたものは、旅立ちを祝する柔らかな日差しでありました。今、社会は昨日までのものとあまりにも違います。

歴史は、おそらく2011年3月11日を境に、平成大震災前、平成大震災後と呼ぶでしょう。諸君は、この震災の直下に、社会的存在として旅立ちの時を迎えたのです。

生まれて100日頃を迎えたペンギンは、それまで親から口伝えでもらっていた食料を、もらえなくなり、自分で海に潜り食べ物を探します。親離れは、社会的存在となる第一歩です。諸君たちに今その時が来たのです。
小さなペンギンのように、海に出なければなりません。海辺でヨチヨチと波に踊り、どうやって水に入ろうかと迷っているときに、かってない、親たちも見たことのないような、大きな波がやってきたのです。しかし、ペンギンに躊躇の時は与えられません。誰も背中を押しません。誰も今は危険だと引き留めてもくれません。濁流の海に泳いで生きていかなければなりません。

今度の災害を眼前にして、私はおめでとうという言葉がなかなか出てきません。その言葉があまりに明るく、私の心を暗くするからです。しかし、今この時だからこそ、諸君に私の思いを伝えなければなりません。

この災害が、諸君の前に提示した課題はあまりに重いものです。自然とは何か。自然との共存とは何か。ありのままの自然を残すとはいかなることなのか。防災と自然はいかなる関係にあるのか。

原子力発電所の危険が叫ばれた時、私は何をしていたのか。どんな行動をとっていたのでしょうか。他人事のようにぬくぬくと人工の陽だまりで昼寝をしていたのです。今、悔恨・自責が脳裏をかすめます。エネルギー問題への答えも出ません。

世界の国々から救援隊が続々やってきました。アメリカの空母が、三陸沖に派遣され、人命救護の最前線に立っています。
平和・環境・安全など。多くの問題が私の胸中に渦巻き、いかなる問題も解決を見せていません。中国・韓国の隣人たちからもいち早く救援隊が駆けつけてくれました。ロシアは天然ガスの供給を提示し、今も窮状を抱えたニュージーランドからも支援が来ました。世界の各国から多くの救援が来ています。

地球人とはなにか。地球上に共に生きるということは何か。そのことを考えます。泥の海から、救い出された赤子を抱き、立ち尽くす母の姿がありました。行方不明の母を呼び、泣き叫ぶ少女の姿がテレビに映りました。泥の海に浸り一命を取り留めた父が、家族のために生きようとしたと語っています。

君らと同じ年代の、まさに卒業式を迎えようとしていた生徒にも、悲惨は容赦なく過酷でした。
今この時こそ親子の絆とは何か。命とは何かを直視して問わなければなりません。
旅立ちを前にした諸君たちの課題はあまりに厳しく、あまりに過酷であるかもしれません。

私たちが築いてきた価値観も大きく揺らいでいます。歴史は、進歩という名の下で、大きな過ちをおかしているのかもしれません。流れを変えるのは君たちです。未来は君たちの双肩にあります。純なるものを求める、十五の春の涼やかな瞳よ。若さと正義に満ちた若者よ。凛凛と眉をあげ、この難題を心に刻み、立ち向かってほしいと思います。

今ここで卒業できることの重みと感謝を深く共に考えましょう。そして、被災地にあって、命そのものに対峙して、生きることに懸命の力を振り絞る友人たちのために、声を上げましょう。

共に共にいまここに私たちがいることを。
 
被災された多くの方々に心からの哀悼の意を表するととともに、この悲しみを胸に我々は、新たなる旅立ちを誓っていきたいと思います。

本校校舎玄関前に、震災にあった人々へのための義捐金の箱を設けました。
被災者の人々への援助をお願いしたいと思います。もとより、ささやかな一助足らんとするものですが、悲しみを希望に変える今日という日を忘れぬためでもあります。

2011年度立教新座中学・高等学校卒業生一同として、被災地に送らせていただきます。

春風梅花をゆらす2011年弥生16日。
立教新座中学・高等学校
校長 渡辺憲司