2010年11月27日土曜日

Happy Thanksgiving!



11月最終木曜日はアメリカの感謝祭=Thanksgiving Dayの祭日です。

この日は、各家庭の味自慢大会と言われるほど、自慢のレシピーに腕をふるってお料理に励む日。ターキー=七面鳥の丸焼きに野菜の付け合わせ、デザートにはパンプキンパイを食べるというのが習慣です。

宗教や人種の異なるアメリカで、唯一国中が同じ目的でお祝いをするというこのThanksgivingは、いかに誰が一番”おなか一杯”になるか、という競い合い??にもなる日、家族や仲のよい友達と過ごす大切な1日です。

ニューヨークでは、Macy'sというデパートが1942年から毎年開催しているパレードがとても有名です。朝9時から始まるこのバレードでは、その年に人気のあったキャラクターの巨大なバルーンや、永遠のアイドルキャラクターたちがたくさん空を舞いながら行進します。バレードの最後には、サンタさんがソリに乗って登場。サンタさんは、この日から世界中にプレゼントを届けに出発!

今年は久しぶりに、双子の義娘Victoria&Jennifer、Josh、お姉さんBarbaraの夫婦と2人の姪御たちの8人が、それぞれがこの1年を通して感謝の気持ちを伝えたい人や出来事を発表しあい、わきあいあいの夕食会となりました。

写真は家の窓から撮ったスパイダーマンのバルーンと、私達8人がぺろりと食べてしまったターキー。

最後に、アメリカ国民に送られたオバマ大統領のメッセージをみなさんにも!

Friend --

When Michelle and I sit down with our family to give thanks today, I want you to know that we'll be especially grateful for folks like you.

Everything we have been able to accomplish in the last two years was possible because you have been willing to work for it and organize for it.

And every time we face a setback, or when progress doesn't happen as quickly as we would like, we know that you'll be right there with us, ready to fight another day.

So I want to thank you -- for everything.

I also hope you'll join me in taking a moment to remember that the freedoms and security we enjoy as Americans are protected by the brave men and women of the United States Armed Forces. These patriots are willing to lay down their lives in our defense, and each of us owes them and their families a debt of gratitude.

Have a wonderful day, and God bless.

Barack






2010年11月22日月曜日

BRAVO GOHEI!


今年の夏、ミステリオ・スイートチャリテイーコンサートに出演、その直後ミステリオサマーキャンプで、ミュージック・デイレクタ−を務めてくださったNISHIKAWA GOHEIさんのリサイタルが、昨晩、ニューヨークのカーネギーホール Weill Recital Hallで行われました。チケット完売。

会場にはMarianna, Asako, Nao, Yasuko, Rasheem, Simon や何人かのキャンパーたちの、なつかしいミステリオの仲間の顔も見かけましたよ。

今回は北海道からいらしたソプラノの歌手・ 高橋雅子さんの伴奏、そして彼自身のソロ演奏と、最初から最後まで出ずっぱりのGOHEI。

プログラムの1部は、みんなに馴染みのあるオペラや宮崎駿(はやお)の映画作品主題歌でスタート。後半はミュージカルから有名な曲を3曲。私が感動したのは、1部の最後の曲。だって、なんとこの夏のサマーキャンプでテイーンズたちが見事な演技と歌唱力を見せてくれた”あの”Sound of Musicの最後の曲、『Climb Every Mountain=すべての山に登れ』だったのです。まるであのキャンプ場の美しい山々が見えてくるような感動でした。

そしていよいよ2部、GOHEIのソロ演奏

荘厳で緊張感に包まれた空気の中、まずプーランク作曲の即興曲第15番で幕を開いたGOHEI。この曲そのものが持つ美しくせつない旋律に、少しづつ観客の心に響き渡り始めました。

2曲目はメンデルスゾーン作曲の無言歌集。この曲は、2つの旋律がそれは美しく交互に、まるで恋人同士が二重奏を奏でるかのような曲。この時には、すでに観客全員がGOHEIの演奏に完全にとりこ状態。表現力、彼の人間性、今まで培ってきた努力、そのすべてがホールいっぱいに響き渡り、私達の心に癒しを与えてくれたのです。

3&4曲目は、ショパンのノクターンの中でも、最もドラマチックな作品と言われている作品48-1、そしてスクリャービン作曲のエチュード 作品8-12。こちらは、最後まで途切れなく続く右手のオクターブと、左手は一瞬の休みなく最後まで音が動き続ける、というそれは高度なテクニックを必要とされる難しい曲を演奏してくれたGOHEI。

1999年、将来すばらしいピアニストになると約束されNYに渡ったGOHEI。2005年その彼を襲ったディストニア(dystonia)という神経性の病気。両手の演奏機能を完全に失い、ドクター全員から完治は不可能と言われながらも、あきらめずに自分なりのリハビリを続けた彼。少しづつ右手の機能が快復し続け、今は右指が4本、左指が2本が動くようになったGOHEI。

人の何十倍も練習をしなくてはスタート地点にも立てない、緊張しすぎても、指の動きが悪くなる、というハンデイーを持ちながらも、昨晩の彼の演奏は、まるで彼に何か特別な光があたったかのような素晴らしさでした。

2人の演奏が終ったその瞬間、盛大な拍手と会場を埋め尽くした観客全員が一斉に総立ち。鳴り止まない拍手に、思わずGOHEIの頬に涙がすーっと流れていました。

あの異常なほどの観客の熱気はどこから来たんだろう、と考えた時、彼の演奏の内容はもちろんのこと、GOHEIを応援したいと思うとてつもない大きなエネルギ−と、彼を見守るみんなの大きな愛の力があったからだと心から感じました。

もう大丈夫、GOHEIはこれから指の障害を持っていようとも、これだけのニューヨーカーたちが応援してくれる中で、どんどん力を出して演奏活動をしていけると思う。

たくさんのMake a Differeceを示してくれたGOHEI、ありがとう。

おめでとう、雅子さん。BRAVO、GOHEI!!! (写真撮影は絶対禁止なのですが、内緒でそっと撮った写真を掲載しちゃいます。)

2010年11月20日土曜日

Santa's Rehearsal - サンターズリハーサル

12月23日のミステリオ・クリスマスパーテイーのパフォーマンスの為に、毎週土曜日の夜リハーサルを重ねているサンターズたち。今年は26名の有志たちが参加。そして、25日のクリスマス当日にも、世田谷にある特別養護老人ホームを訪問します。

そのサンターズのリハーサルもいよいよ中盤戦を迎えました!

リハーサル途中に必ず一度休憩して、スナックをみんなで食べることもすっかり習慣になりました。練習も楽しいけれど、このスナックタイムがこれまた最高。毎週スナック係が変わり、ミステリオのバジェット内でいろいろと工夫しながら持参するスナックを食べるサンターズの仲間たち。

サンターズを通して、今年はどんな Make A Differenceができるか、本番を今からとっても楽しみにしていますよっ。


2010年11月17日水曜日

Anthony's Christmas Tree in Santa Monica

今年のミステリオサマーキャンプ中に、体調をこわしてしまったアートデイレクターANTHONY。

もうすっかり元気になりました。

毎年、この季節になるとANTHONYの住んでいるカリフォルニア・Santa Monicaの中心街に、町の名物クリスマスツリーのセッテイングイベントが始まります。

そのクリスマスツリーの発案者、そして実際に立てるのはANTHONY。

空間のマジシャンANTHONYのクリエーテイビテイーとアイデアは天才的。

そんな彼のアイデアで始まったこのツリー。

写真の左がANTHONY。その右隣にいる人の足もとをよく見てみて! ショッピングカートに足を入れているでしょ。そうなのです、このツリーはなんと、ショッピングカートをたくさん積み上げて出来るツリーなの。一番最後には、ツリーのてっぺんにライトを灯す式典も行われるのですよ。

今年のツリーの高さは、まだ聞いていないけれど、まだまだどんどん高く積まれんだそうですよ。

出来上がりは来週の木曜日。出来上がり、楽しみっ。

Time to see the Anthony's Christmas Tree in Santa Monica. Take a very close look at this picture. Yes, he has been using many many shopping carts to build up a VERY tall Christmas tree. His project will be done right before Thanksgiving.

Cannot wait to see it.




2010年11月13日土曜日

Reunion in NY with Seiko-san - 聖子さんとNYで再会



NYマラソンの応援にも駆けつけてくださったミステリオのドラマデイレクタ−SEIKOさんを囲んで、久しぶりにミステリオの仲間たちが集まりました。

再会第一弾:GOHEIさんとのランチ会。そこに同席してくだったのは、NY在住のアーチストKAORUKO さん。私は彼女の作品が大好き。色使いのあでやかさ、斬新な表現力、彼女の目を通して見る普通の女の子たちの生活を鋭く観察し、絵に表現しているところが、なんとも新鮮です。初対面同士のSEIKOさんとKAORUKOさんでしたが、同じアーチスト同士すっかり意気投合。

ランチが終った後、今年のミステリオサマーキャンプでミュージックデイレクターとして活躍してくださったGOHEIさんが、11月20日土曜日にカーネギーホールでリサイタルを控え、当日演奏を聞けないSEIKOさんの為に、ミニコンサートをしてくださったのです。なんとも贅沢。

リサイタル前のGOHEIさんのインタビュー記事が、人気ウェブマガジン『ニューヨーク・ニッチに掲載されました、ぜひ読んでみてください。そしてニューヨーク在住の方たちは、11月20日GOHEIさんの演奏するカーネギーホールのリサイタルで会いましょうね

再会第二弾:今、ニューヨークで爆発的人気レストラン、MOMOFUKUで、ミステリオの仲間や、SEIKO さんと共通のお友達を誘って10人の女子夕食会に! このレストランの名物料理は、なんといってもBO=ボー。ラッキーなことにYASUKOさんが2回目の経験だったので、彼女に注文はお任せしたのが大正解。いろんな他の食べ物もメニューにはあるのですが、私達はこのBOだけに集中することにしたのです。

BOって何よ、と思うでしょ。これがね、このBOがテーブルに現われた瞬間、思わず大声でOH!!!! とうなってしまった私たち。巨大なぴっかぴっか光った照り焼き状態の豚肉の固まりが、1つデーンっ。こちらが伝説のブタ”BO”なのです。それを、フォークでほぐして食べるのdすが、これがまた、びっくりなのです、焼き上がりが、とろけるように柔らかい。

これだけかと思ったら、大皿にこんもり山になった生ガキが、どーん。引き続き、ボストンレタスが何十枚もどんぶりに入って登場。キムチやネギのオイル漬け、ちょっと甘辛の味噌などの薬味も4種類。そして、最後の決め手が、超ドデカイボール山盛りの白いご飯がデーンデーンデーンっ。

”みなさ〜〜〜ん、食べ方は、これとこれを入れて、、、”とお店の人の説明を受ける私達の目つきは、真剣そのもの。要するにレタスにこのすべてのものを包む、というのが食べ方、とても簡単。ポイントは、豚肉、生がき、そして飯もいれちゃうってというところ。簡単に言ってしまえば、韓国風ボーク包みレタスまき。

最初の一口を口に入れた瞬間、シーン〜〜〜〜〜っ、この静けさは一体なんなのだろうかと思ったくらい、なんと、全員言葉に出ないほどのおいしさを実感したのです。

オシャレしてメーキャップも完璧で挑んだけれど、もう身なりにかまっている場合ではありませんよ。あまりのおいしさに、口のまわりにはソースがついちゃうし、大口をあけるから、口紅もとれまくっちゃうし。

久しぶりのこの満足感は、お料理のおいしさはもちろんのこと、仲好しの友達大勢でおいしいものを1つ、みんなでシェアーするっていうことにあるのかもしれません。もう楽しくってたまらないっ。思わずミステリオサマーキャンプの食事の時間を思い出しちゃいました!

SEIKOさんや、YASUKOさん&NAO他、今回のお食事メンバーはこれまた豪華版。KASUMIさん, CHIKAさん, EMIさん、YUMIさん, NATSUYOさん, TOMIKOさん、このみんなに共通して言えることは、明るく元気で前向きなこと。

NYに住んでいるみなさん、是非 MOMOFUKU SsaM Barに行ってみて。その代わり、できるだけ大勢で(最高10名まで予約できます)行ったほうが超お得。

MOMOFUKU SsaM Bar
住所:207 2nd avenue at 13th street NY, NY 10003
電話:(212) 254-3500
営業:ランチevery day / 11:30 am – 3:30 pm、ディナーsun – thurs / 5 pm – midnight fri + sat / 5 pm – 2 am

2010年11月9日火曜日

Big Marathon Weekend - Go Thomas, Go Seiichiro!



世界各国から集まった約5万人ランナーたちが、ニューヨークに大集合したニューヨークマラソンも昨日無事に終りました。お天気も快晴、マラソン日和。

2006年から毎年出場していたJOSH&NOZOMI選手は、今年は応援団として沿道参加。

ミステリオから今年はSEIICHIRO選手とTHOMAS選手が出場。THOMASは去年の夏から私達と一緒にランニングを始め、6月から本格的にマラソンのトレーニングに入り、マラソン出場の権利を取得するために、子供の肥満を防ぎより健康な生活を奨励するTeam for Kidsというチームに入り、寄付集めにも参加しました。その結果、自分にとっても体重を15キロ減らすことができ、益々スリムにかっこよくなったTHOMAS。

今年のランナーの中で一番注目をあびたのは、69日間チリの炭鉱に閉じ込められてしまった炭鉱員の1人Edison Penaの出場でした。炭坑員の中で最もアスリートだった彼、閉じ込められたも関わらず、毎日炭鉱内で8キロジョギングをしていたというMr. Pena。そんな彼も、これほど過酷なレースは今まで経験したことがなかったと言いながらも、5時間40分で完走。彼の為にエールを送る沿道の応援は、それはひときわ目立っていました。

気になるミステリオの選手たち、、、、NYマラソンは今年で4度目のチャンレジだったSEIICHIRO選手は、最近、仕事がめちゃめちゃ忙しく国内海外出張続きという中、なかなかトレーニングもままならず、その上、最近もっと楽に走れるようにとフォームを変えたばかり、その新しい走り方をこのNYマラソンで実行してみようと、楽しみにしてやってきたSEIICHIRO選手。そのうえ、レース中にずっと聞き続けた曲はたった1曲だけ。

THOMASとSEIICHIROの走るペースがちょっと違ったために、何カ所か場所を変えての応援で、人ごみの中を移動するには一苦労。結局、SEIICHIRO 選手の走る姿を見ることができたのは、JOSHを団長に、NAOを含む応援隊10名のうち、たった1人SEIKOさんのみ。これはかなりラッキーでしたね、SEIKO-san! 

最高おかしかったのは、NAO。あまりの人ごみで、信号機の柱によじ登って上からの応援。

そして、、、初出場のTHOMASのタイムは4時間55分となんともBRAVO。SEIICHIROは3時間56分、こちらもFANTASTIC!完走後の2人の最高な笑顔に、私たちもハッピーに!

SEIICHIRO選手は金曜午後にNYに到着し、月曜の朝5時に日本に向けて旅立ちました、超人的です。

日本からたくさんのエールを送ってくだったみなさん、マラソン当日ボランテイアーをしてくださった大勢のみなさん、NYで応援してくださったみなさん、すべての方たちに感謝をこめて、ありがとうございました。

来年は、また絶対に走るぞ!



2010年11月7日日曜日

NY MARATHON - TWO DAYS BEFORE THE BIG DAY!!!!!


いよいよ、NYマラソンは明日の日曜日! 

SEIICHIRO選手は昨日金曜の午後東京から到着。今回、初出場のTHOMASも準備万端。すっかりスリムになったTHOMAS選手はここ半年間、毎日マラソントレーニングの為に貯め込んだ力を明日発揮します。

偶然にもNY滞在中のSEIKOさんや、久しぶりに集まるミステリオの仲間たち(YASUKO, ASAKO, NAO, LINDA, ANNA, RIE) と一緒に、昨日の夜、マラソン前々夜祭パーテイーで大集合。他にも6名のランナーやその友達や家族、中には68才で初出場の友達や、日本からも2人のランナーたちと一緒に、楽しい夜となりました。

その上、昨日はLINDAのバースデーだったので、ANPO のケーキでHAPPY BIRTHDAY!
今日、土曜日の午後には、映画ANPOがNYのプレミアムを迎えます。

お祝い続きの今週末、どうか明日晴れますように〜〜〜〜〜〜っ。


2010年11月5日金曜日

Happy Doll Project 奇跡第二弾!- Part 2 Miracle happened Happy Doll Project




Happy Doll Project 奇跡第二弾!

火曜日の午後、ハッピードール緊急チーム7名は、NY郊外にあるMaria Fareri Children's Hospital を訪れました。

病院の外のお庭には、大きなクマさんの置き物や、ロビー受付近くの壁一面には子どもたちが描いた絵のコラージュや、ミニ水族館、ウインクするお月様や大きな時計、セサミストリートのキャラクターの置き物がいっぱい。まるでここはデイスニーランド?!と思ったくらい。

ようこそ、と温かく迎えてくださったGabrielle Bellettier さん。彼女はこの病院のChild Life and Creative Arts Therapy Department専属のアートセラピーの先生で専門は、モザイクだそうですが、アート一般なら何でもござれ、といろいろな楽しいプログラムを入院中の子どもたちに提供しています。

この前のハロウィーンイベントとは、ガラリと雰囲気も変わり、かわいいアートルームに子どもたちがゆっくりと登場。

始めは、あなたたち何者?と、ちょっと緊張気味だった子どもたちも、ドール作りが始まったとたん、目を輝かながら、こんなドールを作りたい、と出てくる出てくるいろんなアイデアが!お見舞いにきているお父さん、お母さんやおばあちゃん達も、一緒に楽しく参加してくださいました。

出来上がった作品は、どれもこれも素晴らしいこと。最初に一生懸命作ったドールを日本の子どもたちにあげるのが、ちょっと残念に思ったJacob、だったらもう1つ作って2つ目をあげるよ、と2つ目の作品をMASAKOさんに渡している光景には、とても心が温かくなりました。

ハッピードールの人形たちは、今日MASAKOさん達と共に日本に旅立っていきました。

今回は2回の緊急Happy Doll Project でしたが、NYにいる私達にとっても意味のある時間になりました。

ハッピードールプロジェクトがクリエートしてくれた Make A Difference に乾杯、そして実際にこのイベントを形にしてくれたニューヨークの友達にも ありがとう!

2010年11月1日月曜日

Halloween Miracle - ハロウィーンの奇跡




この週末のニューヨークの町中はハロウィーンで大にぎわい。それと同時に、後1週間に迫ったニューヨークマラソンの準備も着々と進んでいる。

そんな中、土曜の朝、奇跡が起きた!

今からたった4日前、お友達のMASAKOさんから1通のメールが届いた。彼女はWAPというアートで幸せのうずまきを創ることを目的に、美術館や病院、学校や地域社会など大切なステージにアートの潤いと感動を届けているnon-profitの代表。MASAKO さんはアートを通して日本中にMake A Difference を実行している最高にステキな女性。

そのたくさんの活動の1つに、Happy Doll Project がある。これは、日本全国の子供病院や養護介護施設をMASAKOさん自ら出向きながら一緒にお人形を作り、出来上がった人形たちをその場で展示し、次の病院へバトンタッチしていくというステキなプロジェクト。

彼女と出会った時、いつかこの人形たちが世界に旅することができたらどんなに素晴らしいだろう、と想った私の気持ちとMASAKOさんの想いが一致して、今年中に一度ニューヨークでHappy Doll をやってみようと計画を練っていた結果、今年中は難しいけれど、来年の1月に1カ所で開催が決定!

ところが、彼女からのメールには、”今年中に自分たちの作った人形たちがニューヨークに旅することを心待ちにしている子どもたちがいる、そしてその子どもたちがもしかしたら、来年まで年を越せないかもしれない” という内容だった。そして、”なんとか来週中に、どんな小さい規模でもいいからHappy Doll Projectを実現できないだろうか”という相談だった。

そんな、、、、年を越せないなんて、、、、、。急に何かにとりつかれたかのように、不思議な力がわいてきた。早速ミステリオでおなじみの、YASUKO、NAO、そしてミステリオグッズやカードのデザインをしてくださっているRIEさんを巻き込み、Happy Doll New York チーム結成。それぞれが、この緊急な私達のお願いに協力してくれそうなところに一斉に連絡を入れたのだ。

そして、MASAKOメール到着の翌日水曜日、電話が鳴った。今度の土曜日、ある場所でやるハロウィーンイベントでHappy Doll をやってほしい、という内容だった。

思わず、みんなでヤッタ〜〜〜〜〜と歓声をあげる。東京のMASAKOさんにすぐ連絡をとり、今すぐ旅の準備を始めてほしいとお願いした。

そして、MASAKOチームは無事金曜の夕方にニューヨークに到着。その翌日土曜日の朝、日本からのHappy Doll チーム3名とニューヨークの緊急Happy Doll チーム6名合同でイベントに繰り出した。

このイベントを企画したのは、BARBARAさん。彼女は癌の子どもたちや、その家族の精神的や経済的なサポートだけでなく、子どもたちの夢をたくさん叶えてあげる支援しているnon-profitの団体CandlelightersNYCのExecutive Director。何回か交わす電話の向こう側に、とてつもない大きなエネルギーを彼女から感じた。”当日は紫のカツラをかぶる予定なの、すぐにわかると思うわ”と。

イベント会場は某有名なニューヨークのおもちゃ屋さん、そこを開店前に貸切にして、この団体からサポートを受けている癌におかされた子どもたちや、その家族たちを招待することが目的だ。

もちろん、ハロウィーンだからコスチュームを身にまとい、Happy doll チームは一足先にお店に入り準備の為に2階のパーテイールームに向かう。

そこで、子どもたちが作る世界に1つしかない人形作りのお手伝いを、私達チームがサポートした。真剣に楽しく取り組む子どもたち、その親や兄弟姉妹も、横においてあるたくさんのケーキやクッキーなどには目もふれず没頭する姿に、チーム全員、思わずホロリと涙した。

出来上がった人形に、それぞれがメッセージカードに名前を書き込むと、自分の名前や、早く元気になってね、を日本語でどう書くのか教えてほしいという子どもたちが大勢いたことには驚いた。

MASAKOさんから日本の病気の子どもたちが作った人形を、ニューヨークの子どもたちにプレゼント。それをうれしそうに受け取って手にとって見る子どもたち。日本はどこにあるの、いつか行ってみたいなあ、という言葉に、また涙した。

そんな感動的な土曜の午前中を終えたあと、午後に電話が鳴った。今度の火曜日に、是非来てほしいという子供病院からだった。

MASAKOさんのメールからわずか4日間で、2つのところからお誘いを受けることになったHappy Doll Project。

『奇跡はない、すべては必然だ』とよく言われるが、今回のこの出来事は、まさしくそうだと思う。ゼッタイにギブアップしなかったMASAKOさんの熱意と、日本の子どもたちの強い願いが、想いを同じくして協力したいというニューヨーカーたちに伝わった結果、実現できたのだつくづく思う。

火曜日には、また病棟にいる子どもたちと一緒にお人形を作りに行く。

MASAKOさんとお2人のスタッフ・YUIさん&NAOさんの手で、ニューヨークの子どもたちが作った人形たちを、日本の子どもたちに届けるその瞬間を想像するだけで、涙がとまらない。

HAPPY DOLL PROJECT こそ、すばらしいMake A Differece。

来年から、ここニューヨークを発祥地にスタートするHAPPY DOLL、人形たちが子どもたちの夢を託して世界を旅することができますように!!!

(写真のピンクのコスチュームがMASAKOさん)